いとしさと切なさと
私事ですが、2年前から猫と一緒に暮らしています。
シンガプーラという、比較的細身で小さめの種類の猫です。
名前はヴィトー(さん)。男性です。
映画ゴッドファーザーからとりました。
強くて愛情深い男に育ってくださいという思いです。
(ちなみに当該映画は見たことがありませんので、ネットで本家の方の性格の情報を見て決めました。)
彼についてもう少しお話しますと、
毎朝私より必ず早く起き、早く撫でやがれとアピールしてきます。
ただし、5分くらい撫でさせられたのちは、もうええわって感じで振りほどかれて去っていきます。
帰宅した時もそうです。
走ってきてみゃーみゃー言って出迎えてくれますが、5分撫でたら用済みです。
なんて勝手な男なんでしょう。
人間だったらとっくに別れているタイプです。
でも彼の場合だとその気まぐれさがたまらなくかわいい。
完全服従です。
そんな愛する彼にはやはり色々貢いでしまいます。
ただ猫って、例えば猫用のベッドをお渡ししても、そのベッドが入れられていたダンボールの中で寝たりして
一切そのベッドは使ってくれなかったりします。
勝手に貢いでいるだけですので文句はありませんが、少し切ない気持ちになります。
これが恋でしょうか。(違う)
色々なものが溢れている世の中で、いつか彼に貢ぎたいと考えているのが、「ジオラマ」です。
特撮のように、巨大化した猫が街中を歩く、みたいな風景を見てみたいです。
絶対かわいいじゃないですか。
いつか西日本模型に依頼して作ってもらおうと夢見ています。
こればっかりは、どのような手を使ってでも、彼に“巨大化した猫役”で出演してもらいます。
(ギャラ交渉がんばります。)