エコアクション21の思い出
こんにちは。
大阪市の模型制作会社、西日本模型の事務員が綴るブログです。
さて、前回はエコアクション21認証に登録されたことを報告させていただきました。
今回は、その登録に向けての取り組みについて振り返ってみたいと思います。
はじまりは2023年の初夏、社内で「西日本模型も環境経営に取り組んでいくべきではないか」と声が上がりました。
そこで、はっきりとした目標を立てて取り組んでいこう、ということになり、目標の一つを「エコアクション21認証の登録」に決めました。
初めてのことで、登録されるには具体的に何をすれば良いのか分からず色々と調べる中、エコアクション21地域事務局大阪様にサポートしていただけるスクールの存在を知りました。
スクールは月に一度オンラインで環境経営への取り組み方について教えていただき、具体的にどのように取り組んでいけばいいのか、丁寧に説明していただきました。
また、進捗確認や、環境経営レポートの作成についてのアドバイス、またちょっとした疑問にも答えてくださったので安心して進めることができました。
特に環境経営レポートの作成では、より当社の環境への取り組みが伝わるよう、より良いレポートになるよう多くのアドバイスをいただきました。環境経営レポートは今後も毎年作成しますので、いただいたアドバイスを元に、来年はさらに良いレポートを作成したいです。
今回は初めての取り組みでしたので、当社の環境負荷についての実績を見つめなおすことが、まず大きな取り組みの一つとなりました。
電力やガスの使用量、廃棄物の排出量など、事務員としては毎月数値を確認するものでしたが、月ごとに表とグラフにしてみますと、季節で大きく違いが出ていることに気付いたり、改めてその数値の要因に思い至ったりいたしました。
そこで気付いたことは社全体に共有し、今後の取り組みに活かしていきたいと考えています。
また、エコアクション21に取り組むことを社内で発表してから、従業員の間で環境に関する話題が出るようになりました。
例えば、月に一度の地域清掃について掃除方法の提案があったり、新しく名刺を作る際に環境に配慮した紙を使用し、社内で名刺を作成するようになりました。
特に、当社の大きな課題の一つに電気使用量がありますが、夏や冬などの気温が体に響く季節での空調の使用方法についての話し合いや、設備の導入も検討しています。
こうして振り返っていますと、ついつい懐かしさに浸ってしまいますが、環境への取り組みは現在進行形で続けています。
また、同じことを繰り返すばかりではなく、さらに発展した取り組みが必要です。
それには従業員全員が環境について考え、当事者意識を持って向き合っていかなければなりません。
来週には新年度になります。
せっかく年度が変わりますので、また新しい取り組みにチャレンジしていきたいです!